自分はどんな体質? – kanpouryouin https://kanpouryouin.com Just another WordPress site Sun, 03 Jun 2018 20:06:25 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.9 自分はどんな体質? Part9 腎の臓 https://kanpouryouin.com/blog/367/ Sun, 03 Jun 2018 05:59:58 +0000 https://kanpouryouin.com/?p=367 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって治療法の組み立てが少しづつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑(ぞうふ)」のことで、「臓腑」の臓は、肝・心・脾・肺・腎で構成され五臓と呼ばれています。
今回はこの五臓から『腎の臓』の考え方を説明いたします。

腎(じん)・・・東洋医学が考える「腎」の機能は次の通りです。

  1. 水の調整をする(現代の腎臓としての働きと同様の考え方)
    ・・・身体の水分調節や排尿を司っているので、弱ってくると、浮腫や尿量減少、多尿、膀胱炎などを起こす。
  2. 先天の気(生命力)をたくわえている
    ・・・免疫力や生殖能力、ホルモン代謝など、生きていくうえで、最も奥深いところの働きを司っている腎が弱ってくると、
    加齢によって現れるさまざまな症状、ひん尿、骨粗鬆症、インポテンツ、難聴、病気が長引く等が、年齢に関係なく出現する。
  3. 冷えや寒さは腎に負担をかける。

自分のタイプをチェックしてみましょう

下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

腎の臓が不調になっているタイプ

  • 精力減退・インポテンツ・不妊症・閉経
  • 耳鳴り・耳が聞こえにくい
  • 頭髪が抜けてくる・若はげ
  • 不安感・驚きやすい・怖がり
  • 骨がもろい・腰が曲がる・歯が弱い
  • 排尿の異常(ひん尿・夜間尿・多尿)
  • うなるような苦しそうな声を出す
  • しょっぱいものが好き・または嫌い
  • 冬や寒い日に症状が悪化する
  • 免疫力が弱い・粘膜が弱い
  • ホルモン系の異常
  • 生殖器・前立腺の異常
  • いくら寝ても眠くなる
  • 顔色がどす黒い
  • 老化や、発育の異常
  • 顔や四肢がむくむ
  • 腰痛・足腰が弱い
  • 冷や寒さを嫌う

養生法

  • 耳は腎と関係が深いので、耳を良くマッサージするとよい
  • 足の裏や足首には腎を補うツボが多くあります寝る前にマッサージしたり 叩いたりするとよいでしょう。
    足首を回したり、竹踏みをするのも効果的でしょう。
  • 甘いものは腎の負担になるので注意いたしましょう
  • 塩辛いものは、少量は良いが、取り過ぎると負担になる。
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自分はどんな体質? Part8 肺の臓 https://kanpouryouin.com/blog/364/ Sun, 03 Jun 2018 05:57:54 +0000 https://kanpouryouin.com/?p=364 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって治療法の組み立てが少しづつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑(ぞうふ)」に分類されています。

「臓腑」の臓は 肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)で構成され五臓(ごぞう)と呼ばれています。
今回はこの五臓から『肺の臓』について説明いたします。

肺(はい)・・・東洋医学が教える「肺」の機能は次の通りです。

  1. 気(エネルギー)を身体に取り入れたり、外に発散させたりする。
    ・・・肺は、現代で言う肺と同様に、空気(天からのエネルギー)を取り入れ、全身をめぐらし発散させたり収めたりする。
  2. 呼吸・皮膚・鼻・大腸と関係が深い。
    ・・・肺の働きが弱ると、風邪、鼻炎、ぜんそく、皮膚炎など、様々なアレルギー症状が現れる。
    さらに、大腸と関係が深いので肺が弱ると、便秘、下痢などの症状を起こしやすくなる。
    大腸の症状を改善することはアレルギー体質の改善につながる。
  3. 肺は乾燥を嫌う。
    ・・・乾燥は肺に負担をかける。

  4. 体内の水分を調節する。
    ・・・肺が弱ると痰が増えたり、むくんだりする。

自分のタイプをチェックしてみましょう

下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

肺の臓が不調になっているタイプ

  • 咳がよく出る・ぜんそく気味
  • 風邪をひきやすい・寒がり
  • 肌がカサカサして潤いがない
  • 呼吸が苦しい・息切れしやすい
  • のどの調子が悪い(腫れる・乾燥する・異物感)
  • 皮膚が弱い・皮膚に異常が出やすい
  • アレルギー体質・アレルギー症状が出やすい
  • 鼻がつまる・鼻水が出やすい
  • 顔色が青白っぽい
  • 尿が出にくい・むくみやすい
  • 体毛が濃い・濃くはないが産毛が多い
  • 痰が絡む・痰がよく出る
  • 下痢または便秘の傾向がある
  • キイキイと叫ぶような声で話す
  • 辛いものがとても好き、または、とても嫌い
  • 秋や冬の乾燥状態のときに症状が悪化する
  • 臭覚に異常が出やすい
  • 呼吸器系に異常が出やすい

養生法

  • 息をゆっくり長く吐くと、肺の働きがよくなります。
  • いっぺんに大量の水分の取りすぎは、肺に負担をかけます。
    ゆっくりと味わって飲むのがよいでしょう。
  • 肺は大腸の働きと関係が深いので、便秘や下痢の改善を心がけましょう。
  • 乾布摩擦は肺に効果的です。特に左右の肩甲骨の間は念入りに。
                                          
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自分はどんな体質? Part7 脾の臓 https://kanpouryouin.com/blog/361/ Sun, 03 Jun 2018 05:46:07 +0000 https://kanpouryouin.com/?p=361 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって治療法の組み立てが少しづつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑(ぞうふ)」に分類されています。
「臓腑」の臓は 肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)で構成され五臓(ごぞう)と呼ばれています。

今回はこの五臓から『脾の臓』について説明いたします。

脾(ひ)・・・東洋医学が教える「脾」の機能は次の通りです。

  1. 飲食物を全身に運び、栄養を吸収し必要な臓腑へ送る。
    ・・・消化器系全体(胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓)の働きを持っている。
    さらに、消化・吸収・輸送を調整し、栄養分を必要な臓器に振り分ける。
  2. 血を調整する。
    ・・・血液や栄養を血管内にとどめ、必要に応じて運行させる。
    弱ってくると不正出血や内臓下垂などを起こす。
  3. 四肢・筋肉・脂肪・唇と関係が深い。
    ・・・脾の働きが弱ると、手足の脱力感や倦怠感が現れ、むくんで太る。
    または萎えて痩せる。
    唇は青白くなり、つやを失う。
  4. “思”の影響を受けやすい。
    ・・・脾が弱ると、悩みやすく、くよくよしやすい。

自分のタイプをチェックしてみましょう

下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

脾の臓が不調になっているタイプ

  • 食欲不振・過食気味
  • 胃が重い・消化不良を起こしやすい
  • 内臓の下垂(胃下垂・脱肛・下宮下垂)
  • 胃や腸がチャプチャプする
  • 下痢や軟便の兆候がある
  • 顔や身体が黄色っぽい
  • ニキビやおできができやすく、化膿しやすい
  • 唾液やよだれが出すぎる、または口が乾きやすい
  • 身体がだるい・気力がない
  • 筋肉に締まりがない・身体がブヨブヨした感じ
  • 思い込みが強い・思い悩みやすい
  • 甘いものが異常に欲しくなる、またはとても嫌い
  • 唇・口角が荒れる
  • 急にムクミ太った、または急に萎えて痩せた。
  • 鼻歌を良く歌う・声を出すと調子がいい
  • 湿気をとても嫌う・湿気で症状が悪化する
  • 栄養吸収の異常(食べても身にならない)
  • 消火器の異常(胃や腸の調子をすぐに崩す)

養生法

  • バランス良く食べる。偏った食事をしない。
  • 食べ物はよく噛んで、胃腸に負担をかけず吸収しやすくする。
  • 甘いものは、脾の働きを助けるが、取り過ぎれば逆効果。
  • 酸っぱいものの食べすぎは、脾に負担をかけるので注意する。
  • よく声を出すように心掛ける。歌でも効果がある。
  • おなかを冷やさずに温める。よくほぐすようにマッサージする。
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自分はどんな体質? Part6 心の臓 https://kanpouryouin.com/blog/358/ Sun, 03 Jun 2018 05:30:34 +0000 https://kanpouryouin.com/?p=358 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって治療法の組み立てが少しづつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑(ぞうふ)」に分類されています。

「臓腑」の臓は 肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)で構成され五臓(ごぞう)と呼ばれています。
今回はこの五臓から『心の臓』について説明いたします。

心(しん)・・・東洋医学の考える「心」の機能は次の通りです。

  1. 心は血液の流れを調整する。・・・血液を全身に送るポンプ機能。
  2. 心の作用は顔や舌に現れる。・・・心が弱ってくると、顔や舌に異常が現れ、
    のぼせ・ほてり・舌の震え・舌の委縮・動悸・脈の乱れが現れる。
  3. 心は暑さに弱い。・・・暑さは心に負担をかけるが、苦みのある食物を食べる事により、その働きを補うことができる。
  4. 心は“喜び”の影響を受ける。・・・喜びすぎて心のエネルギーが過多になると理性を失いやすく現実逃避の傾向が強くなる。

  5. 心は精神や思考活動を調整している。

自分のタイプをチェックしてみましょう

下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

心の臓が不調になっているタイプ

  • 動悸・息切れ・呼吸が早くなる
  • 不安感・ノイローゼ・意識の不安定
  • のぼせたり・身体がほてったりする
  • 心臓の付近が痛くなったり、苦しくなったりする
  • ヒステリー気質・興奮すると体が震える
  • 舌の異常(ただれ・こわばり)
  • 笑うような声を出す・意味もなく笑う
  • 苦いものが好き、または嫌い
  • 夏や暑い日に症状が悪化する
  • 味覚が突然変わった・味覚が鈍感になった
  • 心臓・循環器・血管系の障害がある
  • 胸に圧迫感がある
  • 不眠傾向・物忘れが多い
  • 顔色が赤っぽい
  • 寝汗や冷や汗をよくかく
  • 心拍数が多い・不整脈
  • 情緒が不安定の傾向

養生法

暮らしの中で自らできること

  • 繊維質(イモ類・海藻など)を多くとるようにする
  • 食べ物を良く噛んで、あごや舌に刺激を与える
  • 苦い食べ物は、心の働きを助けるので暑い季節は多めにとる
  • 塩辛いものは、心の負担になるので取りすぎない
  • 手を良くもんだり、指を動かすと心の働きが盛んになる

 

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自分はどんな体質? Part5 肝の臓 https://kanpouryouin.com/blog/352/ Sun, 03 Jun 2018 05:17:36 +0000 https://kanpouryouin.com/?p=352 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって治療法の組み立てが少しづつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑(ぞうふ)」に分類されています。

「臓腑」の臓は 肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)で構成され五臓(ごぞう)と呼ばれています。
今回はこの五臓から『肝の臓』について説明いたします。

肝(かん)・・・東洋医学が考える「肝」の機能は以下の通りです。

  1. 肝は血液を貯蔵する。・・・病院医学と考え方は同じです。
  2. 肝は体内の毒素を排除する。
    情緒に悪影響をあたえる感情因子も排除する。肝が強いと体が丈夫で心が安定しているので「肝っ玉がすわっている」などと呼ばれる。ここで言う「肝っ玉」とは「肝」のことを指します。
  3. 肝は筋肉を支配する・・・筋肉の疲労回復・筋力・運動を調節している。
    肝が不調になると、筋肉が痛み、スジが引きつり身体が痛くなります。
  4. 肝は眼を支配する・・・肝が不調になると、眼の痛み・かすみ眼・めまい
    ドライアイ・視力低下などを起こしやすくなります。
  5. 肝は情緒を支配する・・・肝が不調になると、物事に驚きやすくなったり
    イライラして怒りやすくなったりします。

自分のタイプをチェックしてみましょう
下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

肝の臓が不調になっているタイプ

  • イライラする・怒りっぽい・短気
  • 胸やわき腹が張って重苦しいことがある
  • 眼の異常・・・疲れ・痛み・充血・涙目・乾燥(ドライアイ)・視力低下
  • 頭痛・肩コリ・首のコリ・めまい・立ちくらみ
  • 寝起きが悪く、倦怠感がある
  • 気持が滅入りやすい・うつ傾向
  • 爪の異常・・・もろい・変形・割れる・凹凸
  • 静脈(あおすじ)が目立つ・アザができやすい
  • 口が苦い・べたべたする・嘔吐感
  • 筋肉の引きつり・しびれ・けいれん、等が起こりやすい
  • 生理不順・生理痛が強い
  • 顔色が青っぽい
  • 酢っぱい味のものがとても好き、またはとても嫌い
  • 春の気候や気圧の変化によって症状が悪化する
  • 涙がよく出る・または乾燥する・涙もろくなった
  • 肝臓・胆嚢の病気をした
  • 自律神経失調・情緒の障害を感じる
  • 生理・更年期の諸症状がある

養生法

暮らしの中で自らできること

  • 筋肉をゆるめるように心掛ける・・・衣類の締め付けはほどほどに
  • 腹式呼吸をする・・・吸うことよりも、息を吐くことを大切にする
  • ゆっくりと歩幅を大きめにして歩く・・・ゆっくりとした行動
  • 眼を休める・・・眼の疲労は肝の負担を増やす
  • 酸っぱいものを食に加える・・・ほどほどの食は肝の働きを助ける

 

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自分はどんな体質? Part4 水 https://kanpouryouin.com/blog/342/ Sat, 02 Jun 2018 16:28:07 +0000 https://kanpouryouin.com/?p=342 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって治療法の組み立てが少しづつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑」のことで、今回はこのうちから「気・血・水」の『水』の考え方を知っていただきたいと思います。

水(すい)・・・東洋医学が考える「水」は水分・リンパ液・身体の水はけ(水の代謝作用)を意味しています。
汗・唾液・尿・痰(たん)などの分泌物や排泄物も含まれる。

水の主な働きは、全身を潤すことで、皮膚や筋肉・粘膜や臓腑を温め、栄養を与え潤したり、関節や筋肉の働きを円滑にすることです。

水の過不足によって起こる症状には以下のものがあります。

①津虚(しんきょ)…身体の水分が不足したり、その働きの低下状態。
水が不足したりその働きが低下すると、身体が冷えて皮膚がカサカサし、気力が低下してくる。

②水毒(すいどく)…身体の一部、または全体に水が停滞した状態。
水は不足してないが、その流れが悪く水の作用が充分に働かないために体調が低下していること。
むくみ・筋肉がつる・胃の不快感・めまい・息切れなどを起こしやすく、身体が重い。

自分のタイプをチェックしてみましょう
下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

津虚(しんきょ)タイプ…水が不足したりその働きが低下した状態

  • やのどが渇きやすい
  • 皮膚がカサカサして、潤いがない
  • 便秘気味・ころころ便
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • 濃い鼻水が出る・鼻が乾燥している
  • 粘っこい痰がからむ
  • 関節の動きが悪い・ゴワゴワする
  • 髪の毛・皮膚・唇が乾燥気味
  • 排尿の回数が少ない・量が少ない
  • 舌が小さくて乾燥している

水毒(すいどく)タイプ…身体の一部、または全体に水が停滞した状態

  • 身体が重くてだるい
  • 顔や手足がむくむ
  • 朝の筋肉のこわばりや頭痛
  • 身体を動かすと、お腹で水の音がする・膝に水がたまる
  • 水溶性の下痢をしやすい
  • めまい・立ちくらみ・車酔いをしやすい
  • 排尿の回数が極端に多かったり、極端に少なかったりする
  • 水っぽい鼻水がよく出る
  • 唾液の分量が多い
  • 舌はぽっちゃりして、大きく肥大している

養生法

津虚(しんきょ)の場合

水を補う食べ物
乾燥感があり、皮膚がカサカサし筋肉がごわごわするときの食べ物
豆腐・ゆば
冬瓜・トマト・きゅうり・はす
うめ・桃・スイカ・メロン・ぶどう・レモン・みかん・パイナップル

水毒(すいどく)の場合

利尿効果のある食べ物
むくんだり、筋肉がつったり、身体が重いときの食べ物
そば
トウモロコシ・大豆・小豆・黒豆・そら豆
冬瓜・きゅうり・セロリ・玉ねぎ
昆布・わかめ
ねぎ・白菜
キウイ・すいか・ぶどう
あさり・しじみ
緑茶・コーヒー

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自分はどんな体質? Part3 血(けつ) https://kanpouryouin.com/blog/329/ Sat, 02 Jun 2018 16:08:51 +0000 http://kanpouryouin.com/?p=329 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって治療法の組み立てが少しづつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑」のことで、今回はこのうちから「気・血・水」の『血』の考え方を知っていただきたいと思います。

血(けつ)・・・東洋医学が考える「血」は血液・器質・栄養・血流を意味しています。
血の主な働きは、気と協力し合い全身に栄養をめぐらし潤すこと。
皮膚や骨、内臓などの全ての組織器官に栄養を送り、体の活動、生命維持に重要な働きをしている。

①血虚(けっきょ)・・・血の働きが低下した状態。
血液の不足によって衰弱になった状態。たとえば、貧血や内臓の機能の衰えにより体調が低下していること。

②瘀血(おけつ) ・・・血の働きが停滞してしまった状態。

自分のタイプをチェックしてみましょう
下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

血虚(けっきょ)タイプ・・・血の働きが低下した状態

  • 皮膚がカサカサする・つやがない
  • こむらがえりや筋肉がこわばる
  • 顔色が青白く悪い・化粧のノリが悪い
  • 生理が遅れがち・無月経
  • 手足のしびれ・変色
  • 爪がもろく薄い
  • 不眠・夢をよく見る
  • めまい・立ちくらみ・ふらつき
  • 視力減退・目がかすむ
  • 貧血気味
  • 元気がない・気力がない
  • 舌が白っぽくてダラっとしている

瘀血(おけつ)タイプ・・・血の働きが停滞してしまった状態

  • 局所・定まった形の痛みがある
  • 顔色や皮膚の色がどす黒い
  • 唇の色が紫色から青っぽい
  • 物忘れしやすい
  • のぼせやほてりがある
  • イライラ・情緒不安定
  • 生理痛が辛い・生理に血塊がある
  • うっ血しやすい・血管が浮き出る
  • 月経の遅れ・無月経
  • シミ・アザができやすい
  • 口は渇くが、水は欲しくない
  • 舌は赤っぽく、血管が浮いている

養生法
血虚の場合
血を補う食べ物
元気がなくふらふらして貧血気味の時の食べ物
小麦・黒豆・ごま・松の実・ナツメ、キャベツ・ニンジン・ホウレンソウ、
イカ・カキ・カニ・スッポン・ナマコ・フナ・うなぎ、レバー・豚足

瘀血の場合
血のめぐりを良くする食べ物
イライラ・カーッとして身体が重苦しいときの食べ物

里芋・小豆・黒豆、なす・にら・はす
もも、あさり・あわび・カニ、酢・黒砂糖

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自分はどんな体質? Part2 気 https://kanpouryouin.com/blog/321/ Fri, 01 Jun 2018 12:57:36 +0000 http://kanpouryouin.com/?p=321 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって、治療法の組み立てが少しずつ違うのです。
この組み立ての考え方は、3つの要素から身体をとらえるのを基としています。
それは、「熱・寒」「気・血・水」「臓腑」のことで、前回は「熱・寒」をやりましたので、
今回は「気・血・水」の『気』の考え方を知って頂きたいと思います。

(き)・・・東洋医学が考える「気」は5つの働きを持っている。

気とは、エネルギー・機能・働き・活動・生命力を意味しており、それは次の五つに分けられるものです。

  1. 防御作用・・・身体の表面を防御し、ウイルスや気象の変化などの侵入を防ぐ。
  2. 気化作用・・・血液や唾液、リンパ液などの生成と、尿、汗への転化をつかさどる。
  3. 推道作用・・・身体のさまざまな新陳代謝や生理活動を促進する。
  4. 温駆作用・・・身体を温めて、体温を正常に保つ。
  5. 個摂作用・・・汗、尿、血液などが、漏れ出てしまうのを防ぐ。

自分のタイプをチェックしてみましょう

下記のチェック項目に印を付けた場所が半分を超えたら自分のタイプです。

気虚タイプ・・・「気」の五つの働きが低下した状態

  • 身体がだるい
  • 気力がない
  • 疲れやすい
  • 食欲不振
  • 風邪をひきやすい
  • 息切れがする
  • 顔色が白っぽく生気がない
  • 消化不良を起こしやすい
  • 日中にウトウトする
  • 眼光・音声に力がない
  • 寝汗をかきやすい
  • 舌が白っぽくて厚ぼったい

気滞タイプ・・・五つの働きが亢進し過ぎた状態

  • 朝起きにくく調子が出ない
  • 頭が重い・何か詰まった感じ
  • ゲップやガスがよく出る
  • 喉がつかえる
  • 胸が詰まった感じ
  • 胸部や腹部の緊張感
  • 胸や脇腹が張って苦しい
  • 気持ち悪さや吐き気がある
  • 排尿困難や残尿感がある
  • 排便がスムーズではない
  • 時間によって体調が変化する
  • 痛みやコリの症状や場所が日によって動く

養生法

気虚の場合によい食べ物(元気がなく、ため息が多いときによい食べ物)
大麦・小麦・ハト麦・そば・もち米・大豆・豆腐・そら豆
ジャガイモ・サツマイモ・サトイモ・山芋
かぼちゃ・ニンジン・栗・松の実・椎茸・きくらげ・うなぎ・鯉・スッポン・フカヒレ・貝柱

気滞を改善する食べ物(上半身が重苦しく、ゲップが出やすいときなどの食べ物)
エンドウ豆・落花生・春菊・からし菜・ザーサイ・にら・さやえんどう・ホウレンソウ・ネギ
玉ねぎ・大根・ニンニク・ショウガ・ラッキョウ・みかん・ゆず

 

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自分はどんな体質? Part1 熱証と寒証 https://kanpouryouin.com/blog/303/ Fri, 01 Jun 2018 12:44:49 +0000 http://kanpouryouin.com/?p=303 東洋医学の考え方では、同じ症状でもその人の体質によって
治療法の組み立てが少しずつ違います。

この組み立ての考え方は3つの要素から身体をとらえるのを
基本としています。この身体のとらえ方を『証』と表現しています。

基本となる3つの要素とは 「熱・寒」 「気・血・水」 「臓腑」のことで、
今回はこのうちから「熱・寒」の考え方を知っていただきたいと思います。

熱証寒証( ねつしょう と かんしょう )

熱と寒といっても体温計で計って、熱があるとか体温が低めであるとかではなく、
自分が熱いと感じているか、寒いと感じているかという判断のことです。

 

熱証・・・熱っぽさを感じている。熱があるのではなく、なんとなく熱いと感じる。身体の機能がバランス悪く強いこと。

寒証・・・寒いと感じている。自分の回りの人とくらべ、寒がり。身体の機能が低下しているか、働きが鈍くなっている。

 

自分のタイプ(証)をチェックしてみましょう。

下記のチェックシートに印をつけてみてください。この結果はプロの診断と一致しないかもしれませんが、ご自分のタイプを知る目安になると思います。
印をつけた個所が半分をこえたら自分のタイプと考えられます。

熱証タイプ

  • 顔がのぼせたり、ほてったりが多い
  • 顔色は血色がいい~赤い傾向がある
  • 少し動いただけで、手や足がほてりやすい
  • のどが渇くことが多い
  • 暑さに強い・クーラーが好き
  • 冷たい食べ物や飲み物が好き
  • 人より薄着のことが多い
  • 便秘することが多い
  • 尿の色が濃かったり量も少ない
  • 舌が赤っぽかったり黄色の苔(舌苔)がある

寒証タイプ

  • 身体が冷たかったり、寒がりの方
  • 顔色が白い~青白い傾向がある
  • 手や足が冷えやすい
  • のどはあまり渇かない
  • 寒さに弱い・クーラーが嫌い
  • 温かい飲み物や食べ物が好き
  • 人より厚着がのことが多い
  • 下痢や軟便のことが多い
  • 尿の色が薄くて、回数が多い
  • 舌が白っぽかったり白い苔(舌苔)がある

養生法

熱証・寒証それぞれの場合、どう養生すればよいか示していきましょう。

熱証の傾向の方

辛い食べ物、肉類は身体に熱を発生させるので取りすぎに注意しましょう。
生野菜、果物は身体を冷やしてくれるので、適応でしょう。
頭・首・足首は熱を発散させる場所なので風通しが良い服装があうでしょう。

寒証の傾向の方

生野菜、果物は身体を冷やすので少なめにする。
葉野菜より根野菜は身体を温める。
冷えが強いときは足湯や腰湯で温める。
空気の層を作る重ね着は暖まる。
きつい下着は冷える。

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